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書籍・映画 アーカイブ

2006年11月29日

エラゴン サフィラの下半身

左のドラゴンがサフィラサフィラ、なんだかあなた、ただの恐竜みたい。あなたの「サファイアのように煌めく鱗」はどうしたの?爬虫類みたいな色にされちゃって・・・気高い女としてどう?姿をこう作られて不満はない?

わたしはドラゴン好き。特にドラゴンライダー作品中のドラゴンは気高くて、とっても好き。今まで見た映画のドラゴンで一番外見がマヌケだったのはネバーエンディングストーリーのラッキードラゴンで、まあアレを見てしまえば他はどれも立派なドラゴンではあるんだけれども、サフィラは美しい女性ドラゴンなんだから、こんなに臀部と大腿筋、後ろ足を太くしないで欲しかったわ。そりゃファーザンドウアーなんかじゃ随分と歩いたりしますけども、元来空を飛ぶ生き物なんだから下半身が太くて重かったら飛べませんて。いったい誰よ、デザインしたのは。クリストファー・パオリーニは不満じゃなかったのかしら?

絵は『エラゴン』に登場するドラゴン、サフィラ。『エラゴン』には正統派ファンタジーアイテムが満載。ドラゴン、エルフ、魔法、種族の歴史、秘められた過去、秘密基地に集うレジスタンス、語り部、血のつながり、精神のつながり。自分探しの旅。

原作ファンとして文句つけたいのはサフィラの姿以外にも色々ありますが、それでもやはり楽しみです。公式サイトはこちらソニーマガジンの特設サイトはこちら

2006年11月28日

華胥の幽夢(かしょのゆめ)


小野 不由美, 山田 章博 / 講談社
Amazonランキング:20845位
Amazonおすすめ度:

十二国記シリーズは面白かった。わたしと同年代の女性では、このシリーズのアニメを見たり原作を読んだりした人は少ないんじゃないだろうか。だから「みんな(ママ友達)が知らないイイものを見つけた」というヨロコビがチョットある。アニメは小春も夢中で見たけど、いつか原作も読んで欲しいな。文庫で11冊出ていて、発刊順に読まなくても大丈夫。途中から読んでも、途中だけ読んでもOK。

文学の分類としたらファンタジーなのだろうけれど、哲学的な色が濃いところが特徴。ネバーエンディングストーリーみたいな「おとぎの国と夢と希望」みたいな感じじゃない。指輪物語のような悪との戦い&理想郷系とも違う。もちろんハリーポッターのような魔法系ではない。類似ファンタジーとしては、ゲド戦記の後年に継ぎ足しされた『帰還』以降の巻。人の営みをファンタジー的な設定で投影しているだけなので、これを読んでも夢の世界には行けない。でも現実の世界を生き抜く力になるね。女性がファンタジーを書くとこうなるのかな。

わたしはおおよそ発行順に読んだのだが、後半の方が哲学度が上がっているように思う。華胥の幽夢に至っては、哲学的なテーマはいいけれど、それを言葉でファンタジーに練り上げるのが面倒になっちゃったのかな?という気はする。だから短編集なのかな?と。

ストーリーを楽しみたいなら『東の海神 西の滄海』がおすすめ。延王はカッコイイ。サイコウ尚隆!!イイ男と言えば利広もなかなか。あ~、でも総じて十二国記シリーズの男達は女子中高生向けに作られているためか「生身」の感じがしないのよねえ、そこは物足りないねえ。仕方ないかぁ。

シリーズ中ナンバーワンのおすすめはタカビーで正義漢の12歳の少女、珠晶が主人公の『図南の翼』。「正しいこと」なんてのは12歳(思春期)にもなればわかるんだよね。でも「正しさを執行する=人間を幸せにする」の図式は成り立たない。だからどうすればいいのかを、あと何十年もの寿命の間にそれぞれの人が考えていくんだなって思った。「ただ正論を言う奴なんか12歳くらいのもんだ」ってことでもある。「正しいと思う(信じる)ことを、どう、人の役に立つシステムに作り上げていくのか」というテーマが『華胥の幽夢』につながっている。タカビー傾向のリーダー的な女子中高生&「あいつリーダーだからっていばっててウザイ」なんて陰口たたいてる女子中高生はぜひ読むべし。


小野 不由美 / 講談社
Amazonランキング:21605位
Amazonおすすめ度:

2006年11月07日

『王の男』東京国際映画祭

東京国際映画祭のチケットを貰い夫と六本木へ。普段映画を観るのは品川プリンスだから六本木は『王の帰還』から2年ぶり。あら?「王さまは六本木で観る」パターンですな?
韓流ブームでまじめに観たドラマは「冬ソナ」「チャングム」「パリ恋」「チェオク」くらい。『王の男』に出ている俳優さんは人気があるらしいけど知らない。そんなんで、事前に『王の男』の公式サイトでストーリチェックはしたものの、たいして期待せずに出かけた。

それでもまあ、今まで見てきた韓流ドラマとはかなり質の違う作品で思ったより面白かった。
ストーリーの新鮮味はないけれど、クァンデの生き様は素敵。コンギルはキャラクターとして1本の筋が通ってないような気がして不満。コンギルの優柔不断さで女性性を表現しているために「筋が通ってない人物像」に見えてしまうのかもしれないけれど。以心伝心の深い同性愛がコンギルとクァンデの間にはあるはずなのに、「自分にしかこの男(王)の哀しみに寄り添ってあげられる者はいない」となると、コンギルはクァンデに辛い思いをさせてまで王の傍に残ろうとしたりする。しかも王への憐憫だけでなく、与えられた地位にも少しは欲を持っているらしい。このあたりのコンギルは「気持ちが揺れるようす」よりも「翻弄されるようす」で描かれていて、コンギル自身はどう思ってるんだろう?ってイライラする。

俳優陣は映画祭に来日したコンギル役のイ・ジュンギ(上写真右)は人気がある人みたいだけど、やっぱりクァンデ役のカム・ウソン(上写真中央)がうまかったなあ。王様役のチョン・ジニョン(上写真左)もよかった。ま、チェオクの剣のチャン・ソンベク役、キム・ミンジュン(→)のほうが色っぽくてカッコいいと思うけど。チェオクの剣は12月2日(土)午後11:10~0:10からNHK総合で再放送予定)

2006年11月06日

『心からのごめんなさいへ』 著:品川裕香


品川 裕香 / 中央法規出版
Amazonランキング:20313位
Amazonおすすめ度:
またまた凄い本だ
前半で大泣きし、後半で唸りまくった。強力なエネルギーの籠もった本だ
新しい視点を得られる本です


4月に「NPO法人えじそんくらぶ」の講演会に参加し、小冊子「~大人のADHDストーリー~ ADHDという名の贈り物 ~青年期以降のADHDの理解と支援のために~」を手にした。(冊子はえじそんくらぶのサイトからダウンロード可)この冊子の著者が品川裕香氏だった。彼女の『心からのごめんなさいへ』は宇治少年院における「軽度発達障害の支援を視野に入れた」特殊教育の実践記録。軽度発達障害にも特別支援教育にも興味がない方でも安倍内閣の教育再生会議は知っているだろう。彼女はこの秋、教育再生会議のメンバーになった。「少年院の矯正教育なんて自分の生活とは関係ない」などと構えず、ぜひ多くの人に読んで欲しい。

「ちょっと長いあとがき」より
私は子どもたちの感じている、居場所のなさ、理解者がいない惨めさ、レッテルを貼られる怒り、そして何もできない自分に対して抱く絶望感について、ずっと考えています。

「はじめに」より
あなたの周りにいる子どもたちを応援するヒントが一つでも見つかることを祈りつつ。

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2006年10月16日

ウルトラダラー


手嶋 龍一 / 新潮社
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:

9.11の報道で「真面目な人」という印象だった手嶋龍一氏。ウルトラダラーを読んで「テッシーったら、ロマンチストなのね」と思わずニタニタしてしまった。ウルトラダラーの主人公スティーブンはマンガ“ギャラリーフェイク”の藤田に少し似ている気がする。最初の話題が浮世絵だったから余計にそう感じたのかも。車や競馬やさまざまな文化的なエピソードがおしゃれに、スマートに、華やかに、ウンチクたっぷりに(それでもサラッっと)散りばめられ、知的に快い刺激となって物語を読み進めることが楽しい。それらはとても魅力的ではあるけれど、心の深いところに静かに染み渡るような感動はなかった。

スティーブンが「先生、われわれはインテリジェンスという言葉を、情報や諜報という意味でいともたやすく使っていますが、ほんとうは何を意味するのでしょうか」と尋ねるくだりで「知性によって彫琢しぬいた情報」とブラックウィル教授が答える。子ども向けのファンタジーで長老が主人公に言って聞かせる場面と同じ。手嶋氏は長老(教授)の口を借りて読者にメッセージを伝えている。

手嶋氏のオフィシャルサイトに産経新聞から転載された「ウルトラ・ダラーを追え!」という対談がある。この中で、インテリジェンスに関して語られているのが「 vol.5 情報の「真贋」見極め日米に差 」というパート。そのへんのオバチャンである私なんかでも日本のインテリジェンスは何をしているんだ?もしかしてそういう役割の人がいないのか?と苛々するようなことがある。でも、逆に佐藤優氏のような人を見ると、本能的に「怖いなあ」と感じることも確か。

もしかしたら、インテリジェンスを防衛や協調のために働かせることは怖くないけれど、攻撃や権力闘争のために働かせたら、とたんに怖くなるんじゃないかな?手嶋氏のオフィシャルサイトの書評コーナーには佐藤優氏とのドキドキするような対談も載っている。(月刊「現代」5月号掲載)
ここに後藤田氏の逸話が出て来て佐藤氏が語っている。

一昨年、朝日新聞が自衛隊発足50年にあわせてインテリジェンスの特集を組んだ記事の第1回に後藤田さんのかなり長文のインタビューが掲載されています。恐らく後藤田さんが生前インテリジェンスについて統括的に語られた最後のインタビューだと思いますが、この中で後藤田哲学の一番の問題点が明らかになっています。ここで後藤田さんは、情報の収集は必要だ、ただし謀略はやってはいかんと言っているんです。しかしインテリジェンスの世界では、謀略を伴わないインテリジェンスはありません。「謀略」というと言葉の響きが悪いので、敵がやるものを「謀略」「情報操作」、われわれがやるものを「政策広報」と呼んだりしますが、やっていることは一緒なんです。

は~、やっぱり佐藤氏は怖い。そりゃ攻撃は最大の防御とは言うけれど。防御すればよしとするような美学はないらしい。彼の闘志溢れるオーラがインテリジェンスをまとうと凄みになる。スティーブンには凄みがないけれど、マイケルにはちょっとある。そんな所にも純粋な知的探求の延長にあるインテリジェンス(指導者に差し出すレポートのような)と、遂行するべきターゲットを持つ者のインテリジェンスとの違いを感じる。

一般的なスパイ小説は純粋な知的探求としての楽しみなんだろうけれど、ウルトラダラーは現代をそのまま写し取っているのでそうはなっていない。そういう、ちょっと生臭いところが面白かった。スティーブンは生臭くささをカバーするミントのようなものなのかもしれない。
わたしがウルトラダラーを読み終わった数日後、産経新聞のトップ記事に「特定失踪者 北朝鮮、職種絞り拉致?」という記事が載った。夫に「ウルトラダラーってフィクションなの?ノンフィクションなの?」と聞かれ「わかんない。フィクションだと思ってたんだけど」と答えた。

2006年08月31日

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

米原 万里

出版社: 角川書店 ¥ 580 (税込み)


この夏、実家の母が「これ良かったのよ~」とDVDレコーダーに録りためた番組をいくつか勧めてくれた。
米原万里さん追悼 再放送 世界・わが心の旅「プラハ・4つの国の同級生」』はそのひとつ。
日露同時通訳で有名な米原さんは日本共産党幹部の娘であったため、9歳から14歳までをプラハのソビエト学校で過ごされた。世界・わが心の旅は、このときの同級生(ギリシャ人のリッツァ、ルーマニア人のアーニャ、ボスニア人のヤースナ)がソビエト崩壊後どうしているか訪ねたドキュメンタリーで、1996.2.3に放送され、2006.6.13に再放送された。

母は以前から米原さんを「なんて賢い女性なんだろう、こんなに頭のいい人もいるのだなあ」と思っていたが、この追悼ドキュメンタリーを見てからますます好きになり、米原さんの著作を数冊購読したのだそうだ。DVDレコーダーのドキュメンタリーを見終わった私に「その番組では明かされなかったことが、この本に書いてあるのよ」と『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を教えてくれた。番組が放送されたのが1996年、そして『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は2001年7月に出版され、2002年に第33回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いている。

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2006年07月19日

【AD/HD(注意欠陥/多動性障害)のすべてがわかる本】

AD/HD(注意欠陥/多動性障害)のすべてがわかる本

AD/HD(注意欠陥/多動性障害)のすべてがわかる本
東京都立梅ヶ丘病院院長
市川宏伸[監修]
講談社 定価1200円

「まえがき」に書かれている内容から察するに「授業中に動き回る子ども」など、落ち着きのない子どもへの対処に不安を抱いている周囲の大人(保護者や先生)向けの導入本なのだろう。梅ヶ丘病院だけでなく、発達障害の診断を出せる小児科はいまどこも予約でいっぱいなのだそうだ。
発達障害、足らぬ医師 受診者増加、初診まで3年待ちも(asahi.com)
そんな小児医療の状況下で、この本の役割は大きいのだろう。

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2006年02月17日

解決せずに共感する

今朝、録画した「白夜行」を見ながら「人格障害をめぐる冒険」の終盤を読んだ。我ながら「朝から暗すぎる?」と思いつつ。「容疑者Xの献身」より「白夜行」のほうが面白いとAmazonあたりの書評で見たように記憶しているのだが、たしかにそうかも。山田孝之と渡部篤郎の演技に魅せられてしまうってこともあるけれど。

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2006年01月09日

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身
著:東野圭吾 価格: ¥1,680 (税込)

読み始めたら一気に読んじゃうサスペンス。・・・ではあったのだけれど、ラストで「こんなんは愛じゃなあぁぁい!」と立腹してしまった。今朝の『産経抄』に「思い出すだけでも目頭が熱くなる」という書評があり驚きました。一途に相手に尽くすとはいえ「この道が相手のためになるはず」と、あまりにもひとりで決めすぎて、わたしならこんな愛され方は絶対イヤ~!と思うのでありました。日本男性的な愛し方とも言えるのかもしれませんが。熟年離婚のパターンです。

2005年11月28日

テルミン

ときどき夫はマイナーな映画をレンタル屋で発掘してくる。今回は「テルミン」。
この週末、放送大学の通信課題提出期限が迫りカリカリしていた私は映画など観る気になれず「宇宙戦争」ならまだしも、なんで「テルミン」なんだよ!と密かに思う。
「観たくないから、あっちの部屋でパソコンで観て」と断ると「そんなにストイックに勉強しなくてもいいじゃないか、1時間半くらい一緒に観ようよ」と言う。日曜午前になんとか通信課題が終わり(わからない部分をあきらめた)、仕方なく夫につきあう形で「テルミン」を見始めた。

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2005年11月17日

『教育貧民』 著:畠中雅子

Illust : 熊野友紀子『教育貧民』は堅い印象の装丁で、しかもの赤文字が特に目立つ。貧乏な我が家としては「なんか警告受けそうでヤな感じ」でもあるが「読んだほうがタメになるかも?」と手に取った。
←本を開くと熊野友紀子さんのイラスト。これがめっちゃイイ。イラストだけでマンガの経済本のよう。
あとから装丁も熊野さんの作品だとわかった。すごいなあ。
熊野さんのサイトはこちら →KUMAGOYA.NET
(左のイラストは「序章 減収増税時代の教育費」で使われている)

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2005年07月13日

『学校教育を変える制度論』

夫はすでに幼稚園時代に登校拒否するような子どもだった。
わたしは5年生の時に学校の先生がヤな奴で登校拒否をしたことがある。
小春は親戚のオバちゃんなんかから「学校楽しい?」と聞かれると答えに窮している。

そんなこんなで、我が家では学校を「楽しい場所」とは捉えていない。
家族全員がマイペースなので、いつも喧騒としていて短い時間単位で管理される学校の体質とそりが合わないんじゃないかと思う。

ウチみたいな家庭はアウトローというか、健全じゃない考え方なんだよな、ほんとはこれじゃマズいんだよな、と思ってきた。
が。「学校教育を変える制度論」を読むと、多くの学者さんたちが「元気で明るい学校」という面ばかり強調するのはヘンだよ、と言っている。なんだかホッとした。

母親たちは子どもを「右肩上がりに成長させたい」んだけれども、それが子ども自身の「等身大で地に足がついた状態」とは乖離していたりする、そういうことが原因になって、さまざまな問題が起こってくるっていう話。
すごい納得できる。

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2005年06月22日

自閉症裁判 著:佐藤幹夫


自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」

著者:佐藤幹夫氏主催の編集工房・樹が陣営

面白いか、と聞かれれば「考えさせられる本」というところか。
裁判の場面について頁数が多く、筋読みしたかったわたしには細か過ぎて読みにくい印象も強い。半読み物、半資料のような書籍で、発達障害に関係する福祉・教育関係者には一読を勧める。

この本で、たくさんのことを知った。
犯罪加害者が障害者だと、障害者の人権に配慮してあまり報道されないこと。
普通中学を卒業したあと高等養護学校へ進学する人たちがいること。
高等養護学校を卒業し社会へ出た若者が、就労先などの実社会で「養護学校出身」であるがゆえに蔑まれたりすること、また、卒業後に連絡つかずで所在不明になる人が少なくないこと。
共生舎のような組織や活動があること。
・・・わたしが、こういう社会について何も知らないということ。

レッサーパンダ帽男のY・Mは札幌市内の公立中学校を卒業後普通高校へは行かず、高等養護学校へ進学している。彼には放浪癖がある。彼を支えて見守る力が、彼の家庭にはなかった。どこで何をしていても、反社会的な行為があっても彼を諌めてくれる人はいなかった。

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2005年03月23日

ボビーはアイスランドへ?

半月ほど前「ボビー・フィッシャーを探して」という映画を見た。チェスの駒を追うジョシュの瞳がいい。

チェスのことは全くわからず、ボビー・フィッシャーが実在の人物であることすら知らなかったが、昨日朝NHKのニュースで彼が現在日本にいて、近くアイスランドに出国することを知った。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/03/22/d20050322000030.html

この日記を書くためネットで調べていたら「日本の常任理入りの夢つぶす」=元チェス王者支援グループが警告 というニュースが出てきた。映画の中では「見失われた過去の英雄」という感じだったのだが、そんなことはなかったのね。時の人だったんだ。

***追記 日記書込み後「米政府が元チェス王者の引き渡しを要請」というニュースを見た。や~。結構大変なことらしい?

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2005年02月05日

ビューティフル・マインド 映画&ドキュメンタリー

ラッセル・クロウ主演の『ビューティフル・マインド』とドキュメンタリーの『ビューティ・マインド/狂気の天才数学者、ジョン・ナッシュの人生』を続けて観た。

映画『ビューティフル・マインド』では統合失調症(精神分裂病)で幻聴や妄想があらわれるようになった天才数学者ジョン・ナッシュをラッセル・クロウが演じる。彼の演技に引きずり込まれるようにして観たが、後から観たドキュメンタリーのほうが面白かった。このドキュメンタリーにはジョン・ナッシュ氏ご本人が出演されている。若い時の彼はラッセル・クロウよりもずっとハンサムだ。「近づきがたい印象」はあるけれど、もてなかったなんて信じられない。

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2005年01月23日

『窒息する母親たち』矢幡洋:著

窒息する母親たち
―春奈ちゃん事件の心理ファイル-

矢幡 洋 (著)  毎日新聞社 ¥1,575 (税込)

小学校高学年の子どもがいる母親なら、誰でも「春奈ちゃん事件」を知っているだろう。この本は事件の犯人である山田みつ子さんについて精神分析的に解釈して書かれたものだ。普通は「みつ子」などと呼び捨てにするのだろうが、彼女はわたしの知人なので呼び捨てにできない。

彼女が長男を出産したとき、わたしは長女を出産した。
分娩室で一緒だった。病室のベットは向かい側。
新生児検診で何度か会い、何年かの間、年賀状を交換した。
知人と言っても、ただそれだけのことなのだけれど。

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2005年01月18日

『怒りをコントロールできない子の理解と援助』大河原美以著

文部科学省が「キレる子」の研究を始めるそうだ。
きれる子:文科省が検討会を設置 科学的に情動解明へ(MSN-Mainichi INTERACTIVE 家庭)

特別支援教育の中では、学習障害・自閉症・ADHD等のさまざまな困難は「軽度発達障害」としてひとくくりに扱われているが、学級担任やクラスメイトにしたら「キレる子」とそうでない子は、とてもひとくくりにできるものではない。障害のあるなし、診断名のあるなしに関わらずだと思う。

『怒りをコントロールできない子の理解と援助 ~教師と親のかかわり~』(著:大河原美以)は、教師からみて「きれている」とか「怒りがコントロールできない」子どもがいて、そのことがクラスの中で著しい問題になっているケースについて、問題を分類し、どう対応/援助すれば良いかを教える本だ。

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2004年11月29日

入学前に親が読む本

入学前に「親が」読むのにお勧めの本を3冊選んでみました。
大中小というか、両極端というか、それぞれ全く異なるカラーを持つ本です。
いろいろな「カラー」を知り、子どもや自分には「このへんが丁度いいのかも」という感覚をうまくつかめたら、翻弄されたり取り越し苦労したりすることなく、子どもにも良いサポートができると思います。

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2004年11月07日

『公立校の逆襲 いい学校をつくる!』藤原和博著

公立校の逆襲 いい学校を作る!
藤原 和博 (著)  朝日新聞社

Amazonの「著者からのコメント」
この本のタイトルは「PTA完全マニュアル」としてもいいくらい、学校の裏表のホンネがつまっています。日本全国のすべてのPTAの皆さんは、この本を読んでから学校とつきあって欲しいなあ。もちろん、私立・公立問わず先生方にも。

藤原和博氏の周りにはいつも新しい風が吹いている。
どんな風か知りたい人は藤原和博の[よのなかnet]を見るといい。

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2004年10月27日

『なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか』岩月謙司(著)

う~む。この本はDMC(ドメスティック(家庭内)・マインド・コントロール)から抜けたい患者には効く薬かもしれないけれど、わたしには面白くなかった。
岩月教授の書籍はとてもよく売れるらしい。「親子や男女の深層心理を読み解きベストセラー」とのことだが、深層心理というよりは本能の連鎖反応メカニズムを解明という感じ。

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2004年09月23日

『エラゴン』遺志を継ぐ者 ドラゴンライダー1

エラゴン 遺志を継ぐ者 ( 著者: クリストファー・パオリーニ / 大嶌双恵 | 出版社: ソニー・マガジンズ
エラゴン 遺志を継ぐ者
著者: クリストファー・パオリーニ
訳者: 大嶌双恵
出版社: ソニー・マガジンズ

爆発音とともに現れたドラゴンの卵を持ち帰ったエラゴン。
運命に翻弄されるように見えながら、さまざまな困難を通して「ドラゴンライダーとしての使命」を見つけていく・・・
本の内容をもっと知りたい方は Amazon.co.jp でカスタマーレビュー読んでね。33件もレビューが載っています。

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2004年08月24日

『家族狩り』新潮文庫版 天童荒太:著


天童 荒太 / 新潮社
Amazonランキング:41,772位
Amazonおすすめ度:

物語に引き込まれると同時に、これを紡ぎ出した天童氏にどんどん惹かれていった。
各巻の「あとがきにかえて」も良い。
こんなに登場人物が深く描き出されて読み応えがあるのに、なぜサスペンス仕立てにしたんだろう?
異常な殺人現場の描写が少なければ、サスペンスでなく社会小説であればこの物語をもっと身近に感じることができるのに・・・。

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2004年08月18日

『思春期をめぐる冒険』著:岩宮恵子


岩宮 恵子 / 日本評論社
Amazonランキング:50,750位
Amazonおすすめ度:

asahi.com Books の「著者に会いたい」のコーナーで岩宮恵子氏を知った。
思春期の問題にホンキで取り組むとき“子どもをよくする方法”を探しても、何も解決しないと彼女は言う。「問われているのは大人」だと。それはそうだろうと共感し、彼女の『思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界』を読んでみることにした。

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2004年07月23日

クリスタル・チルドレンとボーディングスクール


ドリーン バーチュー, Doreen Virtue, 鈴木 美保子 / ナチュラルスピリット
Amazonランキング:12,848位
Amazonおすすめ度:

区立図書館で今週借りた2冊の本。どちらも日常離れしていて脱帽。
「クリスタル・チルドレン」(ドリーン・バーチュー=著 鈴木美穂子=訳 出版社:ナチュラルスピリット)
「アメリカのスーパーエリート教育」(石角完爾=著 出版社:ジャパン・タイムズ)

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2004年02月18日

地下鉄の音がナズグルの声に聞こえる

観てきました~。『王の帰還』。
朝9時からヴァージンシネマ六本木ヒルズで400人を超す人たちが映画を見てる光景もスゴかったです。

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2004年02月15日

『無名』沢木耕太郎

10月28日に図書館予約してから、3ケ月待った本である。待ってたよ~~~ん。一気に読破。文体のせいかガンガン読める。じわっと共感して泣ける。
どちらかと言うとベストセラー本は読んでみて「つまんない」と思うことが多いんだけど、これはいい本だった。

沢木さんが病院でお父様の付き添いをしながら、子どもの頃に一緒に見たゲーリー・クーパーの映画をひとり思い出していると、寝ていたはずのお父様が「あれは面白かったな」と言うシーン、とても好きでした。

2004年02月14日

『OK?ひきこもりOK!』


斎藤 環 / マガジンハウス
Amazonランキング:63,150位
Amazonおすすめ度:
一部よい
斎藤環の現在
斎藤環の現在

友人の息子(中3)が昨年秋に不登校をはじめてから、不登校関係の書籍やホームページを見ている。ひきこもり関連のテレビも見る。そして宮台真司氏を知った。彼が書いた本が読みたくて検索したら精神科医の斎藤環氏の『OK?ひきこもりOK!』がヒットした。タイトルに魅かれて読んでみた。

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2003年11月05日

家庭の教育力:『人間になれない子どもたち』

ずっと誤解していた。「家庭の教育力」という言葉を。
家庭の教育力とは、幼児期には「しつけ」であり、学齢期はそれと合わせて算数や国語の基礎を身につけさせることかと思っていた。

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2003年10月28日

父の愛、夫の愛

朝NHKに沢木耕太郎さんが出演されていた。「無名」という著書について話しておられた。わたしには忙しくバタバタした時間帯で最後まで視聴できなかったけれど、ものすごく魅かれた。

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2003年10月02日

『「学び」から逃走する子どもたち』佐藤学著

1998年1月~2000年5月の書き下ろしだから、日々変化する教育現場にあっては「ちょっと古い」ものかもしれないけれど、とても面白かった。

小学校高学年の男子は3割の勉強熱心な子と7割の勉強嫌いな子に分かれるとか、ひとたび学びから逃走した女の子は二度と戻ってこないとか。

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2003年09月02日

Viggo のオーバーザムーン その2-浮気と関係修復-

いまをときめくViggo Mortensen。でもLotRの前は数本続けて間男役なのよね。わたしが彼のビデオを借りてくると、ダンナが「また間男なのか」と言う。なんか悔しいゾ!

7/19の日記に書いたように、オーバーザムーンはわたしにとってはツマンナイ系の映画だった。他の人はこの映画をどう思っているんだろう?と思って、Webで見てみた。いやいや勉強になりましたわ~。「そっか~、そういう見方もあるわけね」とか「なるほどそうだよね」とか思いました。それで、1週間のレンタル中に繰り返して観ました。

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2003年07月22日

Viggoを求めて恵比寿ガーデンプレイス

ど~しても観たかったのよね。Viggoの「オーバー・ザ・ムーン」。前から観たかった。でも近所のレンタルショップにはない。他にも観たい映画があったから、都内のツタヤ一覧から行けそうなショップに片っ端から電話をかけた。

結局ツタヤ5~6件に電話したかな~。どの店舗も気持ち良い応対。「オーバーザムーン」は恵比寿ガーデンプレイスに、もうひとつのタイトルは別の店舗にあることがわかった。2タイトル同じ店舗でのレンタルは無理のようだ。マイナータイトルはこれだから困るワ。店主の趣味でマイナータイトルばかり置くような店は近所にツタヤができると潰れるし。

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About 書籍・映画

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